個人研修の記録です。
館の近くに和綿の畑がありました。
西洋綿と異なり、花が下向き、少し黄色(クリーム色)です。
繊維をそろえ、升の上に乗せました。
筒状の綿(じんぎ)を作りました。繊維に対して垂直に巻きました。
糸車(この地域で使われていたものを復刻したもの)を使わせていただきました。
左手で綿(じんぎ)を持ち、右手で糸車のハンドルを回します。
(1)繊維を細く伸ばす
左手に持ったじんぎ(綿)に、糸の先をのせて糸車を回すと、綿の繊維がすーっと伸びていきます。(時計回りに回す)
(2)撚りをかける
ある程度(30センチぐらい)伸ばしたら、そこまでの部分を指先でしっかりと押さえて、おへその前あたりで持ち、糸車を何回か回します。
(3)作った糸を巻く
糸車を少し逆回転させて、位置を調節して糸を巻き取ります。
(1)~(3)を繰り返します。
うまくできませんでしたが、1時間ほど練習していると徐々に糸を作れるようになってきました。
(1)の繊維を細く伸びばすことが難しかったです。
繊維が太くなったり、繊維が伸ばせなくなったりしました。
当然慣れもありますが、夏はじんぎ(綿)が左手の汗を吸い、そのような状態になりやすいそうです。
左手の指先で、じんぎ(綿)がねじれて繊維が伸びる(糸になっていく)ことに感動しました。
とっても面白かったです。
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相楽木綿伝承館
http://www.geocities.jp/saganakamomen/index.html
http://keihanna-park.net/guide/saganaka-momen/